希少版画セット 三十六歌仙絵巻 大正６年 / 和歌 歌人 紀貫之 柿本人麻呂言

日本の平安時代から鎌倉時代にかけて成立したとされる和歌の名人36人（＝三十六歌仙）を描いた絵巻物や絵画作品の三十六歌仙絵巻になります。中でも大正時代の日本画家土屋秀禾編による希少な木版画で色使い含めて素晴らしく美しいものとなっています。年代の割にここまで状態が良いものは中々見ないかと思いますので、とてもオススメです！

【三十六歌仙絵巻】
平安時代中期の歌人・藤原公任が三十六人撰という和歌集で選んだ、和歌の名手36人のことを指します。代表的な人物は、在原業平・小野小町・紀貫之・柿本人麻呂など。「三十六歌仙絵巻」は、これら歌人を肖像画と和歌付きで一人ずつ描いた絵巻や掛軸の形式の美術作品で、鎌倉時代から室町時代、江戸時代にかけて多数制作されています。
（特徴）
・一人ひとりの歌人を、優雅な姿（当時の貴族風の装束）で描写
・その人物の代表歌や和歌が直筆風に添えられる
・歌仙絵の形式は掛け軸・巻物・屏風など多様